3月19日（水）、恒例となった九鉄ビルトの2024年度3月期の社員研修を実施しました。

　今回の研修の第1部では、2024年度鉄道建築協会作品部門で特別賞に輝いた阿蘇郡南阿蘇村の立野交流施設と立野駅、同じく作品部門で入選を受賞した阿蘇郡高森町の高森駅・交流施設を視察しました。両駅は南阿蘇鉄道の始終着駅で、南阿蘇鉄道は2016年に発生した熊本地震により壊滅的な被害を受けましたが、2024年7月に全線復旧を遂げています。研修当日は3月下旬とは思われない寒波に見舞われ、凍えながらの視察となりました。立野駅から高森駅まで南阿蘇鉄道を利用させていただきましたが、寒波で一夜にして雪化粧をまとった阿蘇山は、私たちに素晴らしい景色と感動を与えてくれました。また、運転士さんのユーモアを交えたガイドが絶妙で、阿蘇山の雪景色と併せて私たちの旅心を一気に高揚させてくれました。

　研修の第2部では、各部、社員それぞれの今期の振返りと併せて来期の事業方針や目標などを確認しました。

　その後、社員の慰労を兼ねた懇親会を催しました。懇親会では社長の独断による重大ニュースの発表やジャンケン大会などが行われ、笑いに包まれながら日頃の疲れを癒すことができました。